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「Haruhi Process」ついに入荷しました!

新入荷COFFEE 2025年04月21日

嬉しいご報告です!

ブラジルから「Haruhi Process」のコーヒーが2袋入荷しました。

麻袋には当店のロゴと、精製方法の記載にはこども店長の名前である「Haruhi」の文字が!

私の師匠と仰いでいる千葉県の『Middle Earth coffee』の代表である苅込孝史氏が主体となり、ブラジルのドナネネン農園や農園技師に特別に精製を依頼したオリジナルロットのコーヒーです。

苅込氏がコスタリカの精製現場から学んだチェリーレポサド精製を活用し、【チェリーレポサドフルウォッシュド精製】を施しています。

チェリーレポサドとは、収穫した熟度23度以上のチェリーを冷水に漬けることによって、発酵を極力抑えながら果実同士の熟度を均一にしてパルピング時の豆の変形やミューシレージの現象を抑える手法です。

その後、ブラジルでは0.1%以下という珍しい水槽発酵によるミューシレージ除去を行い、パーチメントを乾燥させるフルウォッシュド精製に仕上げています。

ブラジルでは水資源が少ないため、フルウォッシュド精製は皆無と言っても過言ではありません。

精製時の発酵で色をつける豆が増えてきた時代・・もう1度原点に立ち返り中身の味に注目していただける内容にしました。

品種は環境耐性の強い「パライソ種」で育てられました。

肝心の風味ですが、セミウォッシュドやパルプドナチュラルではない、ブラウンスパイスやシナモンスティックのような香りや味わいがあります。

クローヴやアニスも感じたり、個性的な風味の奥行きが素晴らしいのです。

冷めると糖蜜のような透明感のある甘さがどんどん出てきます。

シングルオリジンで楽しんでいただくのはもちろん、当店の看板ブレンドである「ハレの日ブレンド」にも使用していきます。

粘性があってエスプレッソにも向いているのです。

「Haruhi Process」のコーヒーは5月2日から店頭に並びますので、ぜひ皆さまに楽しんでいただければと思います。

「Haruhi Process」のコーヒーは、東京の西に位置する奥多摩町の『Gotta Coffee』でも飲むことができます。千葉県にある『Middle Earth coffee』でも豆を購入することができます。

当店含め3店の焙煎による印象の違いも楽しみですね☆

このような素晴らしい機会をくださった苅込氏には、感謝しきれません。お礼の気持ちは私が勉強と成長をしていく姿を見せていくことだと思っております。

これからも皆さまの日常に口福をお届けできるよう学びの姿勢を持ち続け、頑張りますのでどうぞよろしくお願いいたします。