ミャンマーのコーヒーを飲んだことはありますか？

実は私も初めてです。

まだ多くの人が知らないコーヒーの産地ですが、ミャンマーは近年世界のスペシャルティコーヒー市場で「アジア最後の新興スペシャルティコーヒー産地」として世界のロースターやバイヤーから注目を集める新興生産国なのです。

そしてミャンマーのスペシャルティコーヒー先駆者でもある農園主、Sai Wan Maing氏の経営するサイワン農園から、素晴らしいコーヒーが入荷しました。

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「ミャンマー・サイワン」

●サイワン農園

●S795種　

●ナチュラル精製

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農園オーナーのサイ・ワン氏は、コーヒー品質協議会での受賞歴があり、国際食糧農業機関からも優秀コーヒー農家として表彰されたことがあります。

また、ミャンマーでも数少ないQグレーダー＆精製プロフェッショナルを兼ねた人物です。

そんなサイ・ワン氏自ら手がけるコーヒー農園は、高原の霧と銀オークの木陰でコーヒーを栽培しています。

ひとつひとつのコーヒーチェリーを手摘みで収穫しているのも、品質と味に厳しさを持つサイ・ワン氏のこだわりです。

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また、塩田の近くで乾燥工程を行うというユニークな作り方をしているのも、大変珍しいコーヒーなのです。

塩田には「アーキア」と言われる古細菌がたくさんいて、それが酵素を放出するのですが、コーヒーの発酵を促進させる効果があるのだとか。

時間をかけずに発酵の香りを取れる為、過発酵にならずアシディティが強くなりすぎないのだそう。

そんなサイ・ワン氏のこだわりのコーヒーは、果実感たっぷりのナチュラル精製仕上げです。

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初めての一口はクランベリーやブラックチェリーのようなダークな酸質の印象でしたが、濃厚な甘みと透明感のあるスイートアフター、そして品質の良さゆえの素晴らしいクリーンカップ！

冷めてからは上等な赤ワインのような奥行きも感じられました。

コーヒーが本来は果実であることを感じていただける、素晴らしいコーヒーです。

品評会に準じる味わいのコーヒーを、ぜひお楽しみください。